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院長からのメッセージ
2016.02.01

デジタルとアナログ

世の中はデジタル時代、パソコン登場以来、デジタル化が加速しています。いろいろなプログラムを見るにつけ、たいしたものだと思います。例えば、経理関係も昔は出納帳なる布のバインダー、用紙には手書きの記入、そろばん計算、懐かしいです。多くのクリニックも紙カルテはほぼなくなり、電子カルテの時代です。とても便利になりました。

しかし、仕事がら、軽度のものですが、ケガの外科的処置をする事があり、傷をスケッチし記録する事があります。このような場合は、デジタルは弱い。手書きのイメージが出ません。

やむなくイラストソフトで記録していますが、雰囲気が出ません。スケッチに関しては手書きに勝るものはありません。言わば、アナログの勝ちというところでしょうか。多くの事務的処理はデジタルが勝り、時間の短縮につながります。人工知能ロボットなど開発されているようですが、ただ、人の心、感情、情緒などはアナログでしか表現できませんね。

ついつい忘れがちなアナログな“心”を豊にしたいものです。