コラム

頭痛について(その②)

2024.07.29

こんにちは。今回は、一次性頭痛についてお話しします。

一次性頭痛とは、脳の中に病気があるわけでもなく、風邪や発熱など頭痛の原因が明らかでない場合に診断します。
国際頭痛分類 第3版(ICHD-3)では、その分類は多くあります。
しかし、実際にクリニックで遭遇する頭痛の多くは限られます。

老若男女に起こりえる、肩こり、緊張、ストレスを誘因とする「緊張型頭痛」。
若年から中年女性に多く、頭痛の前兆を自覚し(前兆の自覚のない方も多くいます)、ズキンズキンと心臓の鼓動のように頭の片側に現れる「片頭痛」。

この2つが一次性頭痛の主となります。これらは慢性化しやすい特徴もあるため、慢性頭痛と診断します。

つまり、一次性頭痛≒緊張型頭痛+片頭痛≒慢性頭痛と考えます。しかし、この診断をするためには、適切な問診・診察と検査が必要になります。

また、慢性頭痛の患者さんの中には、頭痛薬を飲みすぎることによって頭痛が悪化することもあります。これをMedicaton Overuse Headahche(MOH)と言います。
頭痛薬の飲みすぎも注意が必要です。

頭痛で悩んでいる方は、まず専門のお医者さんに相談してみてください。

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